LINEグループで起きるトラブル、知ってる?仲間はずれ・悪口・ネットいじめから身を守ろう
LINEグループのトラブル、知ってる?
仲間はずれ・悪口・ネットいじめから身を守ろう
「グループから急に外された」「悪口を書かれた」「既読スルーされる」――これ、ぜんぶネットいじめだよ。LINEで起きやすいトラブルと、こまったときの対処法をやさしく解説するね。
📱 LINEグループで起きやすい3つのトラブル
高学年になると、おうちの人とのれんらくや、友達とのやりとりでLINEを使い始める人が増えてくるよね。便利でたのしい道具だけど、使い方をまちがえると友達との関係がこわれてしまうこともあるんだ。
まずは、小学生の間で実際に起きている3つのトラブルを知っておこう。

① グループ外し・勝手に追加
仲よくしていたグループから、ある日急に外される。あるいは、知らない間に悪口を言うためのグループに勝手に入れられる。
「本人外し」と呼ばれる、特定の人だけを除いた新しいグループを作って、そこで悪口を言い合うのもこのパターン。外された人はとても傷つくし、これは立派ないじめだよ。
② 悪口・無視(既読スルー)
グループの中で特定の人のメッセージだけ、みんなで無視する。「既読」(よんだしるし)は付くのに、だれも返事をしない。
これは集団での無視といって、直接悪口を言うよりもキツい場合もあるんだ。
③ スクショ拡散
友達に送った個人メッセージのスクリーンショット(スクショ)が、知らないうちに別のグループで共有されていた――。これも本当によくあるトラブルだよ。
スクショは前後のやりとりが切り取られてしまうから、本当の意味とちがって伝わってしまうこともある。友達のメッセージを勝手に他の人に見せるのは、手紙を勝手に見せるのと同じこと絶対にやめようね。
🤔 なぜLINEではトラブルが起きやすいの?
理由① 表情や声が伝わらない
顔を見て話すときは、笑顔や声のトーンで「これは冗談だよ」とわかるよね。でもLINEは文字だけだから、冗談のつもりが本気に受け取られたり、短い返事が「怒ってる?」と誤解されたりすることがあるんだ。
理由② 「既読」がプレッシャーになる
LINEは相手がメッセージをよんだら「既読」と表示されるよね。これは便利な機能だけど、「読んだのにすぐ返事がこない」と不安になったり、逆にすぐ返さないといけないプレッシャーになったりするんだ。
理由③ 集団でやると軽く感じてしまう
1対1ならぜったいに言わないことでも、グループの中でみんなが悪口を言っていると、「自分も言わないと仲間外れにされる」と思って同じことをしてしまう。これを集団心理というよ。
✋ 友達とLINEを使うときに気をつけること
送る前に「相手が読んだらどう思うか」を考える
文字は表情が伝わらないから、冗談のつもりでも傷つけることがあるよ。「この言葉、直接会ってでも言える?」と自分に聞いてみよう。言えないようなことは、LINEでも書かないようにしようね。
💬 「3秒ルール」を使ってみよう
メッセージを送る前に3秒待って「本当に送っていいかな?」と確認する習慣をつけると、うっかり傷つける言葉を送ってしまうことが減るよ。
見ているだけでも責任がある
グループで誰かの悪口が書かれていても、「自分は書いていないから大丈夫」とは言えないんだ。見て見ぬふりをすることも、いじめを続けさせることにつながるよ。
勇気があれば「それはよくないよ」と言える。でもそれが難しければ、グループから離れる・大人に伝えるだけでもいいんだ。
📖 もしだれかがいじめられているのを見たら
グループで誰かがいじめられているのを見たとき、「自分には関係ない」と思わないでね。傍観者(見ているだけの人)がいるほど、いじめは続きやすくなるんだ。
逆に言うと、たった一人の「やめようよ」の一言でいじめが止まることがあるって研究でわかっているよ。あなたの勇気が友達を救うかもしれない。
できることから始めてみよう。
・グループ内で「それはやめようよ」と言う
・被害を受けている人に個人メッセージで「大丈夫?」と声をかける
・おうちの人や先生に「こんなことが起きてるよ」と伝える
🆘 いじめにあったら、こうしよう

ステップ① 証拠をのこす(スクショをとる)
イヤなメッセージや悪口を書かれたら、まずはスクリーンショットを撮って残しておこう。相手がメッセージを消してしまっても、スクショがあればおうちの人や先生に説明しやすくなるよ。
ステップ② 一人で抱えこまずに大人に相談する
「チクったらもっといじめられる」「恥ずかしい」と思って、一人で我慢しないでね。大人に相談するのは逃げることじゃないよ。自分を守るための大事な行動なんだ。
まずは、おうちの人・担任の先生・スクールカウンセラーなど、信頼できる大人に話してみよう。
ステップ③ 家族や先生に言いにくいときは、電話で相談できるよ
📞 無料で電話できる相談まどぐち
・24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(なやみ言おう)
・子どもの人権110番:0120-007-110(法務局)
どちらも無料で、名前を言わなくても相談できるよ。夜でも休みの日でもかけられるから、こまったら覚えておいてね。
⚠️ 自分がいじめる側にならないために
「冗談のつもりだった」「みんなやってたから」――こんなつもりでも、相手が傷ついたらそれはいじめになるよ。
🚨 こんなこと、していない?
・特定の人のメッセージだけ、みんなで無視する
・「○○ちゃんウザくない?」とグループで同意を求める
・だれかを外した新しいグループを作る
・友達のスクショを別のグループにのせる
これらはぜんぶいじめになる可能性があるよ。軽い気持ちでも、相手の心には深い傷がのこるんだ。
もし友達に「やろうよ」とさそわれても、「いやだ」と言える勇気を持とう。本当の友達なら、あなたが断っても関係がこわれることはないよ。
📌 この記事のまとめ
・LINEグループでよくあるトラブルは「グループ外し」「悪口・無視」「スクショ拡散」の3つ
・文字だけのやりとりは誤解が生まれやすい。送る前に「3秒待つ」習慣をつけよう
・「見ているだけ」も責任がある。勇気を出して「やめようよ」と言えるとカッコいい
・いじめにあったらスクショで証拠をのこして大人に相談。一人で抱えこまないで
・無料の電話相談もあるよ(0120-0-78310 / 0120-007-110)