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LINE プライバシー設定
完全ガイド

子どものLINEを安全に使うための
プライバシー設定とスマホ側の制限を解説

iPhone 対応 Android 対応 推奨年齢 12歳以上 アプリ内ペアコン非搭載

🛡️LINEの安全設定でできること

LINEアプリの設定とスマホ本体の機能を組み合わせて見守ります

🔍
ID検索・電話番号検索の制限
18歳未満は自動的にID検索が制限される。追加で友だち追加許可もオフに
🚫
知らない人からのメッセージ拒否
友だち以外からのメッセージ受信を拒否し、スパムや勧誘をブロック
利用時間の制限
スマホ本体の機能(スクリーンタイム / Family Link)でLINEの使用時間を管理
👥
オープンチャット対策
不特定多数と匿名で交流できるオープンチャットへのアクセスを制限
⚠ 知っておきたいこと:LINEにはペアレンタルコントロール機能がありません LINEアプリには「親モード」のような管理機能はありません。そのため、①LINEアプリ内のプライバシー設定と、②スマホ本体の制限機能(iPhoneのスクリーンタイム / AndroidのFamily Link)を組み合わせてお子さまの安全を守ります。
📌 18歳未満の自動制限 LINEは通信キャリアと連携し、18歳未満のユーザーに対してID検索・電話番号検索・オープンチャットの一部機能を自動的に制限しています。年齢確認をしなければ、これらの制限が維持されるので、お子さまのLINEで年齢確認は行わないようにしましょう。
1
LINEアプリ内のプライバシー設定
お子さまのLINEで必ず確認・変更すべき設定です
1
年齢確認をしない(制限を維持する)

LINEの年齢確認を行わないことで、以下の機能が自動的に制限されます。

ID検索:自分のIDを他人に検索されない。他人のIDも検索できない
電話番号検索:電話番号で友だちを検索されない
オープンチャットの一部機能:表示制限がかかる

確認方法:ホーム → ⚙設定 → 年齢確認

「未確認」または「ID検索制限」と表示されていればOKです。

お子さまに「年齢確認して」と頼まれても応じないようにしましょう。年齢確認を解除すると、見知らぬ人からのID検索が可能になります。
2
「IDによる友だち追加を許可」をオフにする

LINE IDを設定している場合、この設定をオフにすることでID検索の対象から外れます。

ホーム → ⚙設定 → プライバシー管理 → IDによる友だち追加を許可 → オフ

または ホーム → ⚙設定 → プロフィール → IDによる友だち追加を許可 → オフ

そもそもLINE IDを設定しないのが最も安全です。IDは一度設定すると変更・削除ができません。お子さまと一緒に「IDは設定しない」と決めておくのもおすすめです。
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友だち追加の設定を見直す

知らない人に友だち追加されないよう、以下の2つを確認しましょう。

① 友だち自動追加をオフ

ホーム → ⚙設定 → 友だち → 友だち自動追加 → オフ

オンのままだと、スマホの連絡先に登録されている全員を自動的にLINEの友だちに追加してしまいます。

② 友だちへの追加を許可をオフ

ホーム → ⚙設定 → 友だち → 友だちへの追加を許可 → オフ

オンのままだと、お子さまの電話番号を連絡先に登録している人全員が、お子さまをLINEの友だちに追加できてしまいます。

友だち追加はQRコードで対面で行うのが最も安全です。「友だちを追加するときは、会ったときにQRコードで」をルールにしましょう。
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「メッセージ受信拒否」をオンにする

友だち以外からのメッセージの受信を拒否します。スパムや知らない人からの連絡をブロックする基本設定です。

ホーム → ⚙設定 → プライバシー管理 → メッセージ受信拒否 → オン

この設定をオンにしても、友だちに追加済みの相手とのやりとりには影響しません。
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プロフィール情報を最小限にする

ホーム → ⚙設定 → プロフィール

以下の点をお子さまと一緒に確認しましょう。

アイコン画像:顔写真は使わない。イラストやキャラクター画像がおすすめ
名前:フルネームは避ける。ニックネームや名前の一部にする
ステータスメッセージ:学校名・クラス・住所など個人を特定できる情報は書かない
BGM・LINE VOOM投稿:不要なら公開範囲を確認

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オープンチャットへのアクセスを制限する

LINEの「オープンチャット」は、友だちでなくても匿名で参加できるグループチャット機能です。不特定多数との交流になるため、お子さまの利用は注意が必要です。

LINEアプリ内にオープンチャットを無効にする設定はありませんが、スマホ本体のWebアクセス制限で対応できます。

iPhoneの場合:

設定 → スクリーンタイム → コンテンツとプライバシーの制限 → Webコンテンツ → 成人向けWebサイトを制限

「常に許可しない」に square-api.line.me を追加します。

Androidの場合:

Google Family Linkの「Google Chromeのフィルタ」機能で、同じURL(square-api.line.me)をブロック対象に追加します。

⚠ 注意 このURL制限は新規のオープンチャットへの参加を防ぐものです。今後LINEの仕様変更でURLが変わる可能性もあるため、定期的にお子さまの利用状況を確認しましょう。
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LINE VOOMの利用に注意する

LINE VOOMはショート動画を閲覧・投稿できる機能です。コメントや「いいね」をすると、LINEの表示名が他のユーザーに見えてしまいます。

・動画へのコメントや「いいね」は控える(名前が公開される)
・動画を投稿しない(個人情報の流出リスク)
・フォロー機能で知らない人とつながらないよう注意する

LINE VOOMは完全にオフにする設定がLINEにはありません。「見るだけにして、コメント・いいね・投稿はしない」とルールを決めましょう。
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スマホ本体でLINEの利用を管理する
スクリーンタイム(iPhone)またはFamily Link(Android)を活用します
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LINEの利用時間を制限する

iPhoneの場合(スクリーンタイム):

設定 → スクリーンタイム → App使用時間の制限 → 制限を追加 → LINEを選択 → 時間を設定

1日のLINE使用時間の上限を設定できます。時間を超えるとLINEが使えなくなります(パスコードで延長可能)。

Androidの場合(Family Link):

Family Linkアプリ → お子さまを選択 → 管理 → アプリの制限 → LINE → 1日の利用上限を設定

「常に許可」のリストにLINEを入れないよう注意してください。「常に許可」に入れると、休止時間中でもLINEが使えてしまいます。
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夜間の利用を制限する(休止時間)

夜遅くまでLINEをやりとりし続けるのを防ぐために、休止時間を設定しましょう。

iPhoneの場合:

設定 → スクリーンタイム → 休止時間 → 開始時間と終了時間を設定

休止時間中は「常に許可」に登録したアプリ以外は使えなくなります。電話アプリだけ許可しておけば、緊急連絡は取れます。

Androidの場合:

Family Linkの「おやすみ時間」機能で、デバイス自体をロックする時間帯を設定できます。

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アプリ内課金を制限する

LINEスタンプや着せかえ、LINEマンガのコイン購入など、アプリ内課金を制限します。

iPhoneの場合:

設定 → スクリーンタイム → コンテンツとプライバシーの制限 → iTunes & App Storeでの購入 → App内課金 → 許可しない

Androidの場合:

Google Play → ⚙設定 → 認証 → 購入時に認証を必要とする → すべての購入

またはFamily Linkで「Google Playの購入とダウンロード」に承認を必須にできます。

👨‍👩‍👧‍👦年齢別おすすめ設定

お子さまの年齢に合わせた推奨設定を参考にしてください

設定項目推奨設定
年齢確認しない(制限を維持)
LINE ID設定しない
IDによる友だち追加を許可オフ
友だち自動追加オフ
友だちへの追加を許可オフ
メッセージ受信拒否オン
オープンチャットURL制限で無効化
LINEの利用時間平日30分 / 休日1時間
休止時間夜8時〜翌朝7時
アプリ内課金不許可

✅ 小学生のチェックポイント

  • LINEは家族や許可した友だちとの連絡用に限定する
  • グループへの参加は保護者が内容を確認してから
  • プロフィールに顔写真・本名・学校名は載せない
  • 知らない人からメッセージが来たら、すぐ保護者に報告するルールを決める
  • LINE VOOMやオープンチャットは使わせない
設定項目推奨設定
年齢確認しない(制限を維持)
LINE ID設定する場合は保護者と一緒に。ID追加許可はオフ
友だち自動追加オフ
友だちへの追加を許可オフ
メッセージ受信拒否オン
オープンチャットURL制限で無効化(必要に応じて許可)
LINEの利用時間平日1時間 / 休日1時間30分
休止時間夜9時〜翌朝6時30分
アプリ内課金保護者の承認制

✅ 中学生のチェックポイント

  • 部活動の連絡グループなど、必要なグループには参加OK
  • グループ内でのいじめ・仲間外れがないか定期的に確認
  • 既読スルーや返信のプレッシャーについて話し合う
  • スクリーンショットの転送・拡散のリスクを教える
  • テスト期間中はLINEの利用時間を短くするなど柔軟に調整
設定項目推奨設定
年齢確認しない(18歳になるまで維持推奨)
LINE ID設定可。ID追加許可は必要時のみオン、普段はオフ
友だち自動追加オフ
友だちへの追加を許可オフ推奨
メッセージ受信拒否オン
オープンチャット利用ルールを決めた上で許可も検討
LINEの利用時間自主管理(目安:1日2時間以内)
休止時間夜10時〜翌朝6時(段階的に緩和も可)
アプリ内課金月額上限を決めて自主管理

✅ 高校生のチェックポイント

  • 自主的なプライバシー管理の意識を育てる
  • SNSでの情報発信のリスク(デジタルタトゥー)を教える
  • LINEグループでの人間関係トラブルへの対処法を話し合う
  • 課金のルールを明確にする(スタンプ・ゲーム・マンガ)
  • 18歳になったら年齢確認の解除を検討(リスクも理解させる)

よくある質問

子どものLINE利用に関するよくある疑問にお答えします

LINEは何歳から使えますか?
LINEの利用推奨年齢は12歳以上です。12歳未満の利用を禁止するものではありませんが、保護者の許可と管理のもとでの利用が推奨されています。iPhoneではアプリの年齢制限が「9歳以下」に設定されているとLINEがインストールできないため、「12歳以上」に変更する必要があります。
iPhoneのペアレンタルコントロールを設定したらLINEが消えました
スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」→「App」の年齢制限が「4歳以上」や「9歳以上」に設定されているとLINEが非表示になります。LINEの推奨年齢は12歳以上なので、「12歳以上」に変更してください。ただし、この変更によりLINE以外の12歳以上対象アプリもインストール可能になるため、「承認と購入のリクエスト」をオンにして管理するのがおすすめです。
LINEのトーク内容を保護者が確認する方法はありますか?
LINEに保護者がトーク内容を閲覧する公式機能はありません。PC版LINEに同じアカウントでログインすれば確認はできますが、お子さまのプライバシーとの兼ね合いがあります。事前に「LINEの内容を確認することがある」とルールとして共有し、信頼関係を大切にしながら見守りましょう。何でも監視するのではなく、困ったときに相談できる関係づくりが重要です。
LINEグループでのいじめが心配です
LINEグループでの既読スルー、仲間外れ(グループから突然外す)、悪口などのトラブルは残念ながら起こりえます。お子さまに「困ったことがあったらすぐに教えて」と伝え、定期的にLINEの使い方について会話する機会を作りましょう。スクリーンショットの保存方法や、LINEの通報機能の使い方もあらかじめ教えておくと安心です。
格安SIM(MVNO)だと年齢確認ができないと聞きましたが?
以前は大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)以外では年齢確認ができませんでしたが、現在はLINEMOやワイモバイル、一部のMVNO(IIJmio、mineoなど)でも年齢確認が可能になっています。ただし、お子さまのLINEでは年齢確認をしないことが推奨です。年齢確認をしなければ、ID検索や電話番号検索が自動的に制限されます。
LINEマンガやLINEゲームも制限できますか?
LINEマンガやLINEゲームは個別にオフにする設定がLINE内にはありません。スマホ本体のスクリーンタイム(iPhone)やFamily Link(Android)で、LINEアプリ全体の利用時間を制限することで間接的に管理できます。課金については、アプリ内課金の制限を設定することで防げます。
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