Windows 10 / 11 無料で利用可能 Xbox・Android連携

Microsoft Family Safety ファミリーセーフティ設定ガイド

Windows PCの使用時間制限、Webフィルタリング、アプリ管理、課金制限をMicrosoft Family Safetyで一括管理。保護者のスマホからリモートで設定・確認できます。

ファミリーセーフティでできること

Microsoft Family Safetyは、Windowsに標準搭載されている無料のペアレンタルコントロール機能です。

スクリーンタイム制限
1日の使用時間と時間帯を曜日ごとに設定
📱
アプリ・ゲーム制限
個別アプリの使用時間制限やブロック
🌐
Webフィルタリング
不適切なサイトをブロック(Edge経由)
🔍
検索フィルター
Bingセーフサーチ自動有効化
💳
購入・課金管理
Microsoft Storeの購入に保護者の承認を必須化
📊
アクティビティレポート
利用状況を週次メールで確認

⚙️ 設定・管理の方法は3つ

🌐

Webダッシュボード

family.microsoft.com にアクセスして管理。最も多機能。

📱

Family Safetyアプリ

iOS / Androidアプリで外出先からリモート管理。

💻

Windows設定画面

設定 → アカウント → ファミリーから直接アクセス。

⚠️ 重要:WebフィルタリングはMicrosoft Edgeのみ対応

Webサイトのフィルタリングと検索フィルターはMicrosoft Edgeでのみ機能します。 Chrome、Firefox等の他のブラウザではフィルタリングが適用されません。 お子さまのアカウントではEdge以外のブラウザをブロックすることを強くおすすめします。

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Microsoftアカウントとファミリーグループの準備

保護者と子どものアカウントを作成し、ファミリーグループを構成する

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保護者のMicrosoftアカウントを確認する

ファミリーセーフティを管理するには、保護者がMicrosoftアカウントを持っている必要があります。 Windows PCにサインインしているアカウントがそのまま使えます。まだ持っていない場合は account.microsoft.com で無料作成できます。

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子ども用のMicrosoftアカウントを作成する

お子さま専用のMicrosoftアカウントを作成します。必ず正しい生年月日で登録してください。 年齢に応じた制限が自動的に適用されます。

💡 既にお子さまがPCを使っている場合

お子さまが既にMicrosoftアカウントでWindowsにサインインしている場合、新規作成は不要です。そのアカウントをファミリーグループに追加します。

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ファミリーグループにメンバーを追加する

保護者のMicrosoftアカウントでファミリーセーフティのWebサイトにサインインし、お子さまのアカウントを「メンバー」として追加します。

family.microsoft.com ファミリ メンバーを追加

招待メールがお子さまのアカウントに届くので、承認するとファミリーグループに参加します。 保護者は「オーガナイザー」として、メンバーのすべての設定を管理できます。

💡 複数の保護者を設定可能

両親をオーガナイザーとして設定すれば、どちらからでも管理・変更ができます。兄弟もそれぞれ個別のメンバーとして追加し、年齢に合った設定を適用できます。

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お子さまのアカウントでPCにサインインする

お子さまが使うWindows PCに、お子さまのMicrosoftアカウントでサインインします。 これにより、ファミリーセーフティの設定がそのPCに自動的に適用されます。

設定 アカウント 家族とその他のユーザー アカウントの追加
⚠️ ローカルアカウントでは機能しません

ファミリーセーフティはMicrosoftアカウントでのサインインが必須です。ローカルアカウントでは制限が適用されません。お子さまが保護者のアカウントでPCを使っている場合も、管理対象外となるためご注意ください。

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使用時間・アプリ・Web制限の設定

日々の利用ルールをファミリーセーフティに反映する

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スクリーンタイム(使用時間)を設定する

お子さまが1日にPCを使える合計時間使用可能な時間帯を、曜日ごとに設定できます。

family.microsoft.com お子さまのアカウント スクリーンタイム Windows

設定できる項目は以下の通りです。

① 1日の合計使用時間 — 0分〜無制限で設定。0分で終日ブロック。
② 使用可能な時間帯 — 開始時間と終了時間を設定(例:7:00〜21:00)。
③ 曜日別設定 — 平日と休日で異なる設定が可能。
④ 延長リクエスト — 制限時間に達したとき、お子さまが保護者に追加時間をリクエスト可能。

💡 すべてのデバイスに1つのスケジュール

「すべてのデバイスに1つのスケジュールを使用する」をONにすると、WindowsとXboxで共通の時間制限が適用されます。OFFにすればデバイスごとに個別設定も可能です。

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アプリ・ゲームごとの制限を設定する

特定のアプリやゲームに対して、個別の使用時間制限完全ブロックを設定できます。 また、年齢レーティングに基づいて、お子さまの年齢に不適切なアプリを自動的にフィルタリングすることも可能です。

family.microsoft.com お子さまのアカウント アプリとゲーム
💡 Edge以外のブラウザをブロック

ChromeやFirefoxをこの画面で「ブロック」に設定してください。WebフィルタリングはEdgeでのみ機能するため、他のブラウザが使えるとフィルタリングを回避されてしまいます。

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Webフィルタリングを有効にする

不適切なWebサイトをブロックし、お子さまが安全にインターネットを閲覧できるようにします。 デフォルトで成人向けサイトはブロックされます。さらに厳しく「許可したサイトのみ」に制限することもできます。

family.microsoft.com お子さまのアカウント Edge 不適切なWebサイトや検索結果をフィルター処理する → ON

Bingセーフサーチもこの設定と連動して自動的にONになり、検索結果から不適切なコンテンツが除外されます。

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Microsoft Storeの購入制限を設定する

お子さまがMicrosoft Storeでアプリ、ゲーム、映画などを購入する際に、保護者の承認を必須にできます。 また、お子さまのアカウントに残高を入金して、その範囲内でのみ購入を許可する方法もあります。

family.microsoft.com お子さまのアカウント 支出
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アクティビティレポートと継続的な見守り

お子さまの利用状況を定期的に確認する

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アクティビティレポートを有効にする

アクティビティレポートをONにすると、お子さまのPC使用状況を詳細に確認できます。 保護者のメールアドレスに週次レポートが届くほか、ダッシュボードでいつでも確認可能です。

family.microsoft.com お子さまのアカウント アクティビティ

確認できる内容は以下の通りです。

・Web閲覧履歴 — Edge で閲覧したサイトの一覧
・検索履歴 — Bingで検索した内容
・アプリ・ゲーム使用状況 — 各アプリの利用時間
・デバイス使用時間 — 日別のPC使用時間

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Family Safetyアプリをインストールする

保護者のスマホにMicrosoft Family Safetyアプリ(iOS / Android無料)をインストールすると、外出先からでもお子さまの利用状況の確認や、延長リクエストの承認・却下ができます。

💡 アプリでできること

スクリーンタイムの確認・変更、アクティビティレポートの閲覧、アプリのブロック/許可、延長リクエストの承認・却下、残高の追加。ほぼすべての管理がスマホから可能です。

年齢別おすすめ設定

お子さまの年齢に合わせた推奨設定です。ご家庭の方針に合わせて調整してください。

🟠 小学生のおすすめ設定

設定項目おすすめ設定
スクリーンタイム平日1時間 / 休日2時間、21時以降ブロック
WebフィルタリングON(許可サイトのみに制限も検討)
検索フィルターセーフサーチON
アプリ制限Edge以外のブラウザをブロック、ゲームは個別に時間制限
購入制限保護者の承認必須
アクティビティレポートON(週次メールで確認)
  • 学習用途のサイト(NHK for School等)は許可リストに追加
  • YouTubeを見せる場合はEdge経由でYouTube Kidsを許可リストに
  • 保護者のアカウントには必ずパスワードを設定し、切り替えを防ぐ

🔵 中学生のおすすめ設定

設定項目おすすめ設定
スクリーンタイム平日2時間 / 休日3時間、22時以降ブロック
WebフィルタリングON(不適切サイトブロック)
検索フィルターセーフサーチON
アプリ制限Edge以外のブラウザをブロック、ゲームは時間制限で管理
購入制限保護者の承認必須(または月額上限を入金)
アクティビティレポートON
  • 調べ学習やプログラミング学習のために必要なサイトは許可リストに追加
  • テスト期間中は時間制限を厳しくする(曜日別設定を活用)
  • 週次レポートを親子で一緒に確認し、ルールの見直しに活用

🟢 高校生のおすすめ設定

設定項目おすすめ設定
スクリーンタイム自己管理(必要に応じて制限)、23時以降ブロック推奨
WebフィルタリングON推奨(成人向けサイトのブロック)
検索フィルターセーフサーチON推奨
アプリ制限緩和(自主性を尊重しつつ確認)
購入制限月額上限を入金(自己管理へ移行)
アクティビティレポートON(確認用に継続)
  • 受験や課外活動に影響が出ていないか、レポートで定期確認
  • Webフィルタリングは安全のため継続推奨(本人にも説明する)
  • 制限を緩和する際は本人と話し合い、段階的に自主管理に移行

よくある質問

ファミリーセーフティは無料で使えますか? +
はい、完全無料で利用できます。Microsoft 365のサブスクリプションは不要です。 Microsoftアカウント(無料)があれば、すべての機能を利用できます。
ChromeやFirefoxでもWebフィルタリングは効きますか? +
いいえ。WebフィルタリングはMicrosoft Edgeでのみ機能します。 お子さまのアカウントでは、ファミリーセーフティの「アプリとゲーム」設定で Chrome、Firefox等の他のブラウザをブロックしてください。
子どもが制限時間に達したらどうなりますか? +
制限時間に達すると画面にメッセージが表示され、PCが使用できなくなります。 お子さまは画面上の「保護者に時間の追加をリクエスト」ボタンから延長を依頼できます。 保護者はFamily Safetyアプリまたはメールで通知を受け取り、承認・却下を選択できます。
Xboxのゲーム時間もまとめて管理できますか? +
はい。お子さまが同じMicrosoftアカウントでXboxにもサインインしていれば、ファミリーセーフティで一括管理できます。 「すべてのデバイスに1つのスケジュールを使用する」をONにすれば共通の時間制限が適用されます。 OFFにすればWindowsとXboxで別々の制限を設定することも可能です。
子どもがローカルアカウントでサインインしたら制限を回避できますか? +
はい。ファミリーセーフティはMicrosoftアカウントに紐づく機能です。 ローカルアカウントや保護者のアカウントでサインインすると制限は適用されません。 Windows設定で「家族とその他のユーザー」から、お子さまが他のアカウントを追加できないようにし、保護者アカウントには必ずパスワードを設定してください。
スクリーンタイムの制限が正しく動作しません。どうすればいいですか? +
以下を確認してください。
・お子さまがMicrosoftアカウントでサインインしているか
・PCがインターネットに接続されているか(設定の同期にネット接続が必要)
・Windows Updateが最新か
・一度制限を解除→再設定してみる
それでも改善しない場合は、Microsoftサポートに問い合わせてください。
Macでも使えますか? +
いいえ。Microsoft Family Safetyのスクリーンタイム制限やアプリ制限はWindowsのみに対応しています。 Macの場合はAppleの「スクリーンタイム」機能をご利用ください。 ただし、Webフィルタリングに関してはMacでもMicrosoft EdgeとMicrosoftアカウントを使えば部分的に利用可能です。