「ゲームで高額課金していたのですが、学校で指導してもらえますか?」への回答ガイド
👤 教員向け
⏱ 読了5分
❓ よくある質問
保護者の声
「子どもがオンラインゲームで何万円も課金していました。学校でも注意してもらえませんか?」
「友だちに影響されて課金しているようです。学校で指導してほしい。」
💡 回答のポイント
⚠️ 学校と家庭の境界線を意識してください
課金は基本的にご家庭の端末・アカウント管理の問題です。ただし「友だちとの関係」が絡む場合は学校にも指導の余地があります。保護者の不安を受け止めつつ、家庭でできる具体策を情報提供する姿勢が大切です。
📖 回答例(そのまま使えるトークスクリプト)
ご心配なお気持ち、よくわかります。課金トラブルは近年非常に増えており、国民生活センターの統計では小中高生のオンラインゲーム相談件数は年間4,000件超、平均額は約33万円と高額です。
学校としては、授業や朝の会で「課金の仕組み」や「お金の使い方」についての指導は行っています。ただ、ゲーム内の課金を直接止めることは、ご家庭の端末管理に関わるため学校だけでは対応が難しい部分です。
もし友だち同士で課金を競い合っているなど、学校の人間関係が絡んでいる場合は、遠慮なくお知らせください。その場合は学校としても指導に入ります。
ご家庭でできる対策として、次の点をお勧めします:
- ペアレンタルコントロールで課金を「承認制」にする(iPhone:スクリーンタイム → iTunesおよびApp Storeでの購入 → 「常に要求」に設定 / Android:ファミリーリンクで購入の承認設定)
- クレジットカード情報を端末に保存しない(子どものスマホ・タブレットには残さない)
- 課金したい場合はプリペイドカード制にする(月○円まで、と上限が見える化できます)
すでに高額課金が発生してしまった場合は、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、未成年者契約の取り消しについて相談できます。
🚫 やってはいけない対応
- 「それはご家庭の問題です」と一蹴する(保護者は助けを求めています)
- 学校の指導だけで解決できると約束する(端末管理は家庭の領域)
- 子どもを全校の前で叱るなど、課金を「悪いこと」として強く罰する対応(課金の仕組み自体が巧妙であり、子どもだけの問題ではありません)
📚 根拠・参考情報
- 国民生活センター「子どものオンラインゲーム 無断課金につながるあぶない場面に注意!!」(2024年3月)
- 東京都「こたエール」相談事例集 — 料金関係
- 消費者ホットライン「188」 — 最寄りの消費生活センターにつながります