ネットの情報、ぜんぶ本当? うそを見ぬく5つのチカラ
ネットの情報、ぜんぶ本当? うそを見ぬく5つのチカラ
インターネットには本当の情報もたくさんあるよ。でも、その中にはうそやまちがいもまざっているんだ。大切なのは「ぜんぶあやしい!」と思うことじゃなくて、見分けるチカラを身につけることだよ!
🤔 こんな情報、見たことない?
きみはネットで、こんなものを見たことはないかな?じつは、これはぜんぶ「うそ」や「まちがい」の可能性がある情報なんだよ。
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「5人に回さないとのろわれる」
LINEやメッセージで「これを回さないと不幸になる」と届くことがあるよ。これはチェーンメッセージというもので、ぜんぶうそだよ!
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「○○が逮捕された!」ウソのサムネ
YouTubeのサムネイルに衝撃的なタイトルがついていても、動画を見ると全然関係ない内容だったりするんだ。
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「無料でアイテムゲット!」
「ここをクリックすれば無料でアイテムがもらえる!」という広告は、個人情報をぬきとったり、ウイルスを入れるためのワナかもしれないよ。
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「大地震がくる!」SNSのデマ
「○日に大きな地震がくる!」「有名人が亡くなった!」など、びっくりするうそが広がることがあるんだ。
🌀 なんでうそが広がるの?
「なんでうその情報がそんなに広がるんだろう?」って思うよね。じつは、ちゃんとした理由があるんだよ。
① びっくりする話は、人に伝えたくなる
「えっ、うそ!?」と思うような話を聞くと、友達にも教えたくなるよね。だから、びっくりするうそほど、あっという間に広がってしまうんだ。
② だれでも情報を出せる
新聞やテレビは、情報が本当かどうかを何人もの人がチェックしてから発信しているよ。でもインターネットでは、だれでも自由じゆうに情報を出せるから、うそや間違いもまざりやすいんだ。
③ 「いいね」が欲しくてうそをつく人がいる
「注目されたい」「たくさん見てもらいたい」という気持ちから、わざとうその情報を流す人がいるんだ。再生回数や「いいね」をたくさんもらうためにね。
それに、わざとじゃなくても、勘違いや早とちりで間違った情報を広めてしまう人もいるよ。だれでもうっかり広げてしまうことがあるんだ。

💪 うそを見ぬく5つのチカラ
うその情報にだまされないために、5つのチカラを覚えておこう!
1「だれが言ってるの?」を確認する
その情報を出しているのはだれかな?名前も顔もわからない人や、ふざけた名前のアカウントの情報は、うそかもしれないよ。まずはニュースサイトや公式のサイトかどうかをチェックしよう。それでもよくわからないときは、おうちの人といっしょに考えてみてね。
2「いつの話?」を確認する
何年も前のニュースが、「今起きた!」と広がることがあるんだ。日付がいつかを見て、古い情報じゃないかを確認しよう。
3「ほかにも言ってる?」で調べる
大事なニュースなら、いくつものサイトやテレビでも報じられるはず。1つの場所だけにしかない情報は、うそや間違いの可能性が高いよ。
4「びっくりしすぎ」は一回止まる
「えっ!?」と思うような情報ほど、あわてて人に伝えたくなるよね。でも、そんなときこそいったん深呼吸。本当かどうか確かめてからにしよう。
5「おうちの人に聞いてみる」
自分ではわからないときは、おうちの人や先生に「これ本当かな?」と聞いてみよう。大人でもだまされることはあるけど、いっしょに考えてもらえると安心だよ。
🚨 やってはいけないこと
❌ うそかどうかわからないのに友達に回す
「本当かわからないけど、一応回しておこう」は絶対ダメ!きみが送った1つのメッセージが、どんどん広がって、だれかを怖い思いにさせてしまうかもしれないんだ。
❌ うそだとわかっても面白いから広める
「ウケるから」と広めると、それを信じてしまう人がいるかもしれない。だれかが傷ついたり、怖い思いをしたりすることもあるんだよ。
💡 知っておこう!
2024年の能登半島の大きな地震のとき、SNSで「動物園からライオンが逃げた!」というデマが広がったよ。こういった災害のときは、うその情報がとくに広がりやすいんだ。公式の情報(市や県のホームページ、NHKなど)を確認しようね。
🧪 チェックしてみよう!
次の情報を見たら、きみはどうする?5つのチカラを使って考えてみよう!
【ケース1】友達から「このメッセージを3人に送らないと、スマホがこわれるらしいよ!」とLINEがきた。
→ まずチカラ④「びっくりしすぎは一回止まる」。メッセージを送ったからといってスマホがこわれることは絶対にないよ。回さなくて大丈夫!
【ケース2】YouTubeで「大人気ゲームが明日で終了!」というサムネの動画を見つけた。
→ チカラ①「だれが言ってるの?」をチェック。ゲームの公式サイトで発表されていなければ、再生回数をかせぐためのうそかもしれないよ。
📌 この記事のまとめ
・インターネットにはうそやまちがいもたくさんまざっているよ
・びっくりする情報ほど広がりやすいから気をつけてね
・5つのチカラでうそを見ぬこう:「だれが?」「いつの話?」「ほかにもある?」「びっくりしすぎ→一回止まる」「おうちの人に聞く」
・うそかどうかわからない情報は、絶対に人に回さないようにしよう
👨👩👧 保護者の方へ
おうちでできるフェイク情報対策のポイントをご紹介します。
・いっしょにニュースを見る習慣をつくる
テレビやネットのニュースを親子で見ながら「これは本当かな?」「だれが言ってるのかな?」と会話してみてください。日常的にメディアリテラシーが育ちます。
・「聞いてよかった」と思える環境をつくる
お子さんが「これ本当?」と聞いてきたとき、「そんなの当たり前でしょ」と否定するのではなく、いっしょに調べてあげてください。「聞いてよかった」と思える体験が、次の相談につながります。
・チェーンメッセージへの対応を教える
「回さないと不幸になる」系のメッセージは、小学生の間で根強く流行しています。「回さなくても何も起きないよ」と具体的に伝えてあげてください。