Android
ペアレンタルコントロール
設定ガイド

Googleの無料アプリ「ファミリーリンク」を使って、お子さまのAndroidスマホを安全に管理する方法をわかりやすく解説します。

無料アプリ
Android 7.0 以降
保護者はiPhoneでもOK
Overview

Googleファミリーリンクでできること

Google公式の無料アプリ「ファミリーリンク」を使えば、
保護者のスマホからお子さまのAndroidをリモートで管理できます。

利用時間の管理

1日の利用時間上限やおやすみ時間を設定。アプリごとの時間制限も可能

コンテンツ制限

Google PlayやChromeのコンテンツを年齢に応じてフィルタリング

アプリの管理

アプリのインストールに保護者の承認を必須にし、個別にブロックも可能

位置情報の確認

お子さまの現在地をリアルタイムで確認。通学や外出時の見守りに

ファミリーリンクを利用するには、保護者とお子さまそれぞれにGoogleアカウントが必要です。13歳未満のお子さまのアカウントは、保護者がファミリーリンクから作成できます。保護者のスマホはAndroidでもiPhoneでもOKです。
Phase 1 — Setup

ファミリーリンクを設定する

保護者のスマホにファミリーリンクアプリをインストールし、
お子さまのGoogleアカウントとリンクします。

1

ファミリーリンクアプリをインストール

保護者のスマホに「Google ファミリーリンク」アプリをインストールします。Google Playストア(Android)またはApp Store(iPhone)から無料でダウンロードできます。

Google Play / App Store 「ファミリーリンク」で検索 インストール
💡 ポイント:保護者のスマホがiPhoneでもファミリーリンクは利用できます。お子さまのAndroidをiPhoneからリモート管理できるので安心です。
2

お子さまのGoogleアカウントを作成・追加

ファミリーリンクアプリを開き、お子さまを追加します。13歳未満のお子さまの場合は、ここで新しいGoogleアカウントを作成できます。13歳以上の場合は、お子さまの既存アカウントに管理機能を追加します。

ファミリーリンク お子様を追加 アカウント作成 または 既存アカウントを追加
⚠ 注意:13歳未満のアカウント作成時に、保護者の本人確認としてクレジットカード情報の入力が求められる場合があります(課金されることはありません)。
3

お子さまのスマホで管理を許可する

お子さまのAndroidスマホで、作成したGoogleアカウントにログインします。「保護者による使用制限」の設定画面が表示されるので、管理機能の内容をお子さまと一緒に確認し、「許可」をタップします。

お子さまのスマホ 設定 Google 保護者による使用制限
💡 ポイント:管理を「許可」すると、お子さまのスマホにもファミリーリンクアプリが自動的にインストールされます。設定内容はあとから自由に変更できるので、まずは連携を完了させましょう。
4

初期設定を確認する

リンクが完了すると、保護者のファミリーリンクアプリにお子さまの名前が表示されます。「設定を管理」から以下の項目を確認・設定しましょう。

Google Playでの使用制限

アプリの年齢制限やインストール承認の設定

利用時間の上限

1日の使用時間やおやすみ時間のスケジュール

Google Chromeのフィルタ

Webサイトの閲覧制限(成人向けサイトのブロック)

位置情報

お子さまの現在地の共有設定

Phase 2 — Detailed Settings

各機能の詳細設定

ファミリーリンクの管理画面から、各制限機能を細かく設定できます。
すべて保護者のスマホからリモートで操作可能です。

5

利用時間を設定する

ファミリーリンクの「利用時間」から、1日あたりの利用時間上限と、おやすみ時間(端末がロックされる時間帯)を曜日ごとに設定できます。

ファミリーリンク [お子さまの名前] 利用時間 利用時間の制限
💡 ポイント:「ボーナスタイム」機能を使えば、利用時間を超えたあとでも一時的に数分間の追加利用を許可できます。突然のロックでお子さまが不満を感じにくくなります。
6

Google Playの制限を設定する

アプリのインストールに保護者の承認を必須にし、コンテンツの年齢制限を設定します。

ファミリーリンク 設定を管理 Google Playでの使用制限

承認を必要とするアイテム

「すべてのコンテンツ」推奨。アプリだけでなく映画や書籍の購入も承認制に

推奨: すべてのコンテンツ

アプリとゲームの年齢制限

お子さまの年齢に合わせたレーティングを設定

推奨: 年齢に合わせて設定
7

Webサイトの閲覧制限を設定する

Google Chromeのフィルタリングを設定し、不適切なWebサイトへのアクセスを制限します。

ファミリーリンク 設定を管理 Google Chrome ウェブサイトの管理
「成人向けのサイトを可能な限りブロックする」を選択(中高生向け)
または「許可したサイトのみ表示」を選択(小学生向け・最も厳格)
必要に応じて「常に許可するサイト」「常にブロックするサイト」を個別に追加
⚠ 注意:Chromeのフィルタリングは他のブラウザアプリには適用されません。Chrome以外のブラウザアプリは、ファミリーリンクのアプリ管理からブロックしておきましょう。
8

位置情報の共有を設定する

お子さまの現在地を保護者のスマホで確認できるようにします。通学や習い事の行き帰り、外出時の見守りに便利です。

ファミリーリンク [お子さまの名前] 位置情報 設定をオン
💡 ポイント:位置情報はお子さまのスマホがオンラインのときにリアルタイムで確認できます。「監視している」とお子さまが感じないよう、なぜ共有するのかを事前に話し合っておきましょう。
Age-Specific Settings

年齢別おすすめ設定

お子さまの学年に合わせた推奨設定です。
成長に合わせて段階的に制限をゆるめていきましょう。

小学生向け推奨設定

設定項目推奨値説明
1日の利用時間1〜2時間平日と休日で別々に設定可能
おやすみ時間20:00 〜 7:00この時間帯はスマホがロックされます
アプリのインストールすべて承認必須保護者の承認なしではインストール不可
Google Play 年齢制限7歳以上年齢に合わないアプリを非表示に
Chrome フィルタ許可したサイトのみ表示安全なサイトだけに限定
Google検索セーフサーチ ON不適切な検索結果をフィルタリング
位置情報常にオン通学時・外出時の見守り

忘れずにチェック

YouTubeはYouTube Kidsアプリに切り替えるか、ファミリーリンクで利用制限を設定する
Chrome以外のブラウザアプリ(Operaなど)はブロックしておく
「常に許可するアプリ」に電話・メッセージを追加して、緊急時に連絡できるようにする

中学生向け推奨設定

設定項目推奨値説明
1日の利用時間2〜3時間部活や勉強とのバランスを意識
おやすみ時間22:00 〜 6:30試験期間は早めに設定する等の調整も
アプリのインストールすべて承認必須保護者に通知が届き承認・拒否を選べる
Google Play 年齢制限12歳以上成長に合わせて段階的に引き上げ
Chrome フィルタ成人向けサイトをブロック自動フィルタリングで不適切サイトを制限
Google検索セーフサーチ ON引き続きフィルタリングを推奨
位置情報オン必要に応じて確認

中学生ならではの注意点

13歳以上は管理機能をお子さま自身が停止できます。停止すると保護者に通知が届き、端末が一時ロックされます
制限を「一方的に押し付ける」のではなく、なぜ必要なのかを説明して納得してもらうことが大切です
アプリの利用時間レポートを定期的に一緒に確認し、適切な使い方について対話する習慣をつけましょう

高校生向け推奨設定

設定項目推奨値説明
1日の利用時間制限なし(様子を見て調整)自己管理を促しながら必要に応じて設定
おやすみ時間23:00 〜 6:00自主性を尊重しつつ、睡眠時間を確保
アプリのインストール無料アプリは許可 / 有料は承認自己判断に任せる段階へ移行
Google Play 年齢制限16歳以上ほぼ制限なし。自己責任への移行期
Chrome フィルタ成人向けサイトをブロックフィルタリングは継続推奨
位置情報オン(お互いの合意で)「監視」ではなく「見守り」の姿勢で

高校生の見守り方

厳しい制限より「自分で管理する力」を育てる方向にシフトしましょう
管理機能の停止をお子さま自身が選択できることを前提に、「なぜ続けるのか」を対話で共有しましょう
デジタルタトゥー(ネット上に残る投稿)のリスクについて、大学受験・就職を見据えて話し合いましょう
Troubleshooting

よくあるトラブル Q&A

ファミリーリンクに関するよくある疑問やトラブルの解決方法です。

13歳以上のお子さまは、自分でファミリーリンクの管理機能を停止することができます。停止した場合、保護者に通知が届き、お子さまの端末は約24時間一時的にロックされます。お子さまが管理を停止した場合は、なぜ制限が必要なのかを改めて話し合い、お互いが納得できるルールを作りましょう。
ファミリーリンクの利用時間制限はデバイスごとに適用されます。お子さまが複数のAndroid端末やChromebookを持っている場合、各デバイスで個別に利用時間がカウントされます。また、「常に許可」に設定されたアプリ(電話など)は制限時間後も使用可能です。端末のソフトウェアが最新バージョンであるか確認しましょう。
ファミリーリンクのWebフィルタリングはGoogle Chromeにのみ適用されます。お子さまがChrome以外のブラウザアプリ(Firefox、Operaなど)を使っている場合、フィルタリングは機能しません。ファミリーリンクのアプリ管理から、Chrome以外のブラウザアプリをブロックしておきましょう。
はい、使えます。保護者のスマホがiPhoneでも、App Storeからファミリーリンクアプリをインストールすれば、お子さまのAndroidスマホをリモートで管理できます。利用時間の確認、アプリのインストール承認、位置情報の確認など、ほとんどの機能がiPhoneからも利用可能です。
お子さまが13歳になると、アカウントの種類を変更するか選択する機会があります。「そのまま管理を継続」「アカウントを更新して管理を継続」「管理機能を完全に停止」の3つから選べます。管理を継続する場合でも、13歳以上のお子さまは自分で管理機能を停止できるようになるため、制限の必要性についてお子さまと話し合うことが重要です。
はい、ファミリーリンクで個別のアプリを「ブロック」したり、アプリごとに1日の利用時間を設定できます。ただし、アプリ内の設定(LINEのプライバシー設定など)はファミリーリンクからは変更できません。各アプリのプライバシー設定は、アプリ内で個別に設定する必要があります。詳しくはLINE・TikTokの設定ガイドページをご覧ください。