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Instagram ファミリーセンター
設定ガイド

「ティーンアカウント」と「ファミリーセンター」で
お子さまのInstagram利用を安全に管理する方法を解説

iPhone 対応 Android 対応 対象年齢 13歳以上 NEW: ティーンアカウント

🛡️ファミリーセンターでできること

保護者のInstagramアカウントからお子さまの利用を見守ります(※監視や完全な管理ではなく「見守り」の仕組みです)

⏱️
利用時間の管理
1日の利用時間制限と、夜間の利用を止めるスリープモードを設定
👥
フォロー・フォロワーの確認
お子さまのフォロー/フォロワーリストと直近のDM相手を確認
🔒
コンテンツ制限
センシティブコンテンツの表示制限やおすすめ表示のコントロール
⚙️
設定変更の承認
13〜15歳のお子さまの設定変更には保護者の承認が必要
📌 2025年1月〜 日本でティーンアカウントが導入されました Instagramは2025年1月21日から日本国内で「ティーンアカウント」の提供を開始しました。13〜17歳の利用者は順次ティーンアカウントへの移行が進んでおり、すでに多くのアカウントで有効化されていますが、すべてのアカウントで完全に適用されているわけではありません。ファミリーセンターを設定すると、保護者がこれらの設定をさらに管理できます。
⚠ 13歳未満はInstagram利用不可 Instagramの利用規約では、13歳未満のユーザーはアカウントを作成できません。
⚠️ Instagramは「見る」だけでなく「見られる」アプリです Instagramではストーリーズ・リール・投稿を通じて、お子さまの顔・位置情報・生活パターンが不特定多数に伝わるリスクがあります。また、フォロワー数や「いいね」の数が自己評価に直結しやすく、他人との比較によるメンタルヘルスへの影響も報告されています。「ただ写真を共有しているだけ」では済まないSNSであることを理解しておきましょう。

📊ティーンアカウントの制限一覧

年齢に応じて自動的に適用されるデフォルト制限です

機能 13〜15歳 16〜17歳
アカウント公開設定 非公開(変更に保護者承認要) 非公開(自分で変更可)
ダイレクトメッセージ フォロー中/相互のみ フォロー中/相互のみ(変更可)
ライブ配信 保護者の許可が必要 可能
ヌード保護(画像ぼかし) 自動ON(解除不可) 設定変更可
センシティブコンテンツ 最も厳しい制限 制限あり(変更可)
設定変更 保護者の承認が必要 自分で変更可
スリープモード(夜間制限) 夜間自動設定 夜間自動設定
おすすめ表示 オフ オフ(変更可)
✅ ティーンアカウントのポイント ティーンアカウントは「デフォルトで安全」な設計です。特に13〜15歳は、設定を緩和するために保護者の承認が必要なため、お子さまが勝手に安全設定を解除することができません。
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ティーンアカウントの確認と基本設定
お子さまのアカウントがティーンアカウントに移行されているか確認します
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ティーンアカウントになっているか確認する

お子さまのInstagramアプリで、ティーンアカウントに移行されているか確認しましょう。

プロフィール → ≡(メニュー) → 設定とアクティビティ

設定画面の上部に「ティーンアカウント」の表示があれば、移行済みです。2025年1月21日以降、13〜17歳のアカウントは順次移行が進んでいますが、まだ移行されていないケースもあります。

まだ移行されていない場合は、Instagramアプリを最新バージョンにアップデートしてください。順次移行が進んでいるため、しばらく待つ必要がある場合もあります。
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アカウントが非公開になっていることを確認する

ティーンアカウントでは、デフォルトで非公開アカウントに設定されています。

設定とアクティビティ → アカウントのプライバシー → 非公開アカウント → オン

非公開アカウントでは、フォローを承認した相手だけが投稿を見ることができます。知らない人に投稿が見られる心配がありません。

※13〜15歳の場合、この設定を解除するには保護者の承認が必要です。

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プロフィール情報を安全にする

お子さまのプロフィールに個人を特定できる情報が含まれていないか確認しましょう。

プロフィール写真:顔写真は使わない。イラストやペットの写真がおすすめ
ユーザーネーム:本名をそのまま使わない。ニックネームや記号を混ぜる
名前欄:フルネームは避ける
自己紹介:学校名、住んでいる地域、年齢などの個人情報は書かない
リンク:個人ブログやSNSへのリンクは慎重に

「プロフィールは全世界に公開される名刺のようなもの」とお子さまに伝えましょう。非公開アカウントでも、プロフィール写真とユーザーネームは誰でも見ることができます。
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ファミリーセンターの設定
保護者のアカウントとお子さまのアカウントを連携して管理します
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ファミリーセンターを開始する(保護者側)

保護者自身のInstagramアカウントからファミリーセンターを設定します。保護者のアカウントがない場合は新規作成してください。

  • 保護者のInstagramアプリを開き、プロフィール画面で ≡(メニュー) をタップ
  • 「設定とアクティビティ」→「ファミリーセンター」 を開く
  • 「開始する」 をタップし、「ティーンアカウントを招待」 を選択
  • お子さまのアカウント名を検索するか、招待リンクをお子さまに送信する
保護者自身がInstagramを普段使わない場合でも、管理専用としてアカウントを作成するだけでOKです。投稿する必要はありません。
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お子さま側で招待を承認する

お子さまのInstagramに保護者からの招待が届きます。お子さまが招待を承認すると、ファミリーセンターの連携が完了します。

連携が完了すると、保護者のファミリーセンターにお子さまのアカウントが表示されます。

⚠ 注意 ファミリーセンターの連携にはお子さまの同意が必要です。一方的に設定することはできません。なぜ管理が必要なのかを事前にお子さまと話し合いましょう。
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利用時間を制限する

ファミリーセンターから、お子さまのInstagramの1日の利用時間を設定します。

  • 保護者のInstagramで ファミリーセンター を開く
  • お子さまのアカウントを選択する
  • 「利用時間の制限」 をタップし、1日の上限時間を設定する
  • 設定した時間に達すると、お子さまにお知らせが届きアプリが利用できなくなる

保護者はパスコードなしでは延長できない設定も可能です。

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夜間の利用を制限する(スリープモード)

スリープモードを設定すると、指定した時間帯にInstagramの通知がオフになり、利用を控えるよう促す表示が出ます。ただし、アプリの起動自体をブロックする機能ではなく、お子さまがアプリを開くこと自体は可能です。

ファミリーセンター → お子さまのアカウント → スリープモード

ティーンアカウントでは、デフォルトで夜間にスリープモードが自動設定されています。ファミリーセンターからこの時間帯をカスタマイズできます。

スリープモードは通知の停止と利用の抑制を促す仕組みであり、利用を強制的に停止する機能ではありません。より厳しく制限したい場合は、スマホ本体のスクリーンタイム(iPhone)やFamily Link(Android)で、指定時間帯にInstagramアプリ自体を使えなくする設定を併用しましょう。
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DM(ダイレクトメッセージ)の管理

ファミリーセンターでは、お子さまのDMの内容を読むことはできませんが、過去7日間にDMをやりとりした相手を確認できます。それ以前の履歴は確認できません。

ファミリーセンター → お子さまのアカウント → メッセージ

ティーンアカウントのDMのデフォルト設定:

・フォロー中、または相互フォローの相手のみDMを送受信可能
・フォローしていない相手からのメッセージリクエストは制限される
・グループへの追加も、フォロー中の相手からのみ

DMの内容そのものは見られない仕組みになっているため、プライバシーは保たれています。「誰とやりとりしているか」は確認できるので、見知らぬアカウントがいないかチェックしましょう。
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フォロー・フォロワーを確認する

ファミリーセンターから、お子さまのフォロー中のアカウントとフォロワーの一覧を確認できます。

ファミリーセンター → お子さまのアカウント → フォロー中 / フォロワー

新しいフォロワーが増えたとき、知らない大人のアカウントが含まれていないか定期的に確認しましょう。

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設定変更リクエストを管理する

13〜15歳のティーンアカウントでは、安全設定の変更に保護者の承認が必要です。お子さまが設定を変更しようとすると、保護者にリクエストが届きます。

ファミリーセンター → お子さまのアカウント → リクエスト

承認が必要な設定の例:

・アカウントを公開に変更する
・DMの受信範囲を広げる
・センシティブコンテンツの表示制限を緩和する
・ライブ配信を有効にする

⚠ 16〜17歳の場合 16〜17歳のお子さまは一部の制限を自分で変更できます。ただしファミリーセンターで管理下に置くことで、変更があった場合に通知を受け取ることができます。

👨‍👩‍👧‍👦年齢別おすすめ設定

成長とともに段階的にゆるめていきましょう

設定項目推奨設定
ファミリーセンター必ず連携
アカウント公開設定非公開(デフォルト維持)
利用時間平日30分 / 休日60分
スリープモード夜8時〜翌朝7時
ダイレクトメッセージフォロー中/相互のみ(デフォルト維持)
コメントフォロー中のみ
センシティブコンテンツ最も厳しい制限(デフォルト維持)
ライブ配信不許可(承認リクエストが来ても拒否推奨)
タグ付け・メンションフォロー中のみ
ストーリーズの共有範囲フォロワーのみ

✅ 中学生のチェックポイント

  • ファミリーセンターを必ず連携し、保護者のスマホから見守る
  • 投稿に位置情報を付けないことを徹底する
  • ストーリーズに学校や自宅周辺の写真を載せないよう指導する
  • フォローリクエストは「知っている人だけ」承認するルールを決める
  • 知らないアカウントからのDMリクエストは開かずに無視する
  • 他人の写真を勝手にリポストしない(肖像権・著作権)ことを教える
  • 「いいね」やフォロワー数で自分の価値が決まるわけではないことを伝える
  • ストーリーズは24時間で消えるが、スクリーンショットで永久に残ることを理解させる
  • 「制限は罰ではなく、自分で判断する力を育てるためのもの」と伝える
設定項目推奨設定
ファミリーセンター連携推奨(段階的な緩和も検討)
アカウント公開設定非公開推奨
利用時間平日60分 / 休日90分(自主管理への移行も検討)
スリープモード夜10時〜翌朝6時
ダイレクトメッセージフォロー中/相互のみ推奨
コメントフォロー中のみ推奨
センシティブコンテンツ制限あり(緩和可だが維持推奨)
ライブ配信利用ルールを決めた上で許可も検討
タグ付け・メンションフォロー中のみ
ストーリーズの共有範囲親しい友達リスト活用推奨

✅ 高校生のチェックポイント

  • 自主的なプライバシー管理と安全意識を育てる
  • デジタルタトゥーのリスクを理解させる(投稿は完全には消せない)
  • 「親しい友達」リストを活用して、投稿の公開範囲を意識的にコントロールする
  • 広告やインフルエンサーの情報をうのみにしないリテラシーを育てる
  • 他人の写真や動画のスクリーンショット・拡散のリスクを話し合う
  • 18歳になるとティーンアカウントの保護機能が自動的にオフになることを事前に伝え、自己管理への移行を準備する
  • リール(Reels)の無限スクロールによる長時間視聴に注意する
  • 裏アカウント(別アカウント)を作ってティーンアカウントの制限を回避するリスクについて話し合う

よくある質問

Instagramのペアレンタルコントロールに関するよくある疑問にお答えします

ティーンアカウントに自動で切り替わりましたが、元に戻せますか?
ティーンアカウントは13〜17歳のアカウントに対して自動的に適用されるもので、元に戻すことはできません。18歳になると自動的にティーンアカウントの制限が解除されます。
ファミリーセンターでお子さまの投稿内容やDMの中身を見ることはできますか?
投稿内容やDMの具体的な内容を見ることはできません。確認できるのは、フォロー/フォロワーの一覧、過去7日間のDM相手(内容は読めない)、利用時間です。プライバシーに配慮した設計になっています。
お子さまがファミリーセンターの連携を解除できますか?
お子さま側から連携を解除することは可能です。ただし、解除すると保護者に通知が届きます。解除後、13〜15歳の場合はティーンアカウント自体の制限は引き続き適用されます(設定変更に保護者承認が必要な仕組みは維持)。
年齢を偽って18歳以上で登録した場合はどうなりますか?
年齢を偽って登録した場合、ティーンアカウントの保護機能が適用されません。InstagramはAIやユーザー報告などをもとに年齢詐称を検知する仕組みを導入しており、疑わしいアカウントに対して年齢確認(身分証やビデオセルフィー)を求める場合があります。ただし、すべてのケースを検知できるわけではありません。お子さまが正しい年齢で登録するよう見守りましょう。
保護者のInstagramアカウントがなくても管理できますか?
ファミリーセンターを利用するには保護者のInstagramアカウントが必要です。ただし、ティーンアカウントの基本的な保護機能(非公開アカウント、DM制限、センシティブコンテンツ制限など)はファミリーセンターなしでも自動適用されます。より細かい管理をしたい場合はアカウントを作成して連携しましょう。
Instagramのリール(ショート動画)も制限されますか?
はい、ティーンアカウントではリール(Reels)のおすすめ表示にもセンシティブコンテンツのフィルターが適用されます。また、ファミリーセンターで設定した利用時間制限はリールの閲覧にも適用されます。ただし、リール単体を個別に制限する機能はないため、Instagram全体の利用時間で管理する形になります。
18歳になったら保護者の管理は自動的に外れますか?
はい、お子さまが18歳になると、ティーンアカウントの制限は自動的に解除され、ファミリーセンターの管理ツールもオフになります。18歳を迎える前に、自分でプライバシー設定を管理するスキルと判断力を身につけられるよう、段階的に自主管理へ移行させることが大切です。
子どもが裏アカウント(別アカウント)を作って制限を回避していないか心配です
ティーンアカウントの制限は、登録した年齢に基づいてアカウントごとに適用されます。お子さまが年齢を偽って別のアカウントを作成した場合、ティーンアカウントの保護機能は適用されません。Instagramは年齢詐称を検知するAI技術を導入していますが、完全ではありません。「裏アカを作ってはいけない」と禁止するだけでなく、なぜ制限があるのかを話し合い、「安全を守るための仕組み」として理解してもらうことが大切です。
ストーリーズやDMのスクリーンショットを撮られるリスクはありますか?
はい、Instagramのストーリーズは24時間で消えますが、閲覧者がスクリーンショットを撮ることは技術的に防げません。また、DMの内容もスクリーンショットで保存・拡散される可能性があります。「消える」機能があっても「消えない」前提で投稿・メッセージを送ることをお子さまに教えましょう。一度拡散された画像やメッセージは回収が極めて困難です。
Instagramの利用が子どものメンタルヘルスに影響しないか心配です
Instagramは写真中心のSNSであるため、他人の「映える」投稿と自分を比較しやすく、自己肯定感の低下やボディイメージの悪化につながるリスクが指摘されています。利用時間の制限やスリープモードの活用に加え、お子さまが「SNSの中の姿は現実の一面に過ぎない」ことを理解できるよう、日常的に対話することが大切です。気分の変化や睡眠への影響が見られた場合は、利用を見直すきっかけにしましょう。

🔍設定の「限界」を知っておこう

設定で守れること・守れないことを理解して、対話で補いましょう

✅ 設定で守れること

  • デフォルトで非公開アカウントにできる(13〜15歳は変更に保護者承認が必要)
  • 知らない人からのDMやフォローリクエストを制限できる
  • センシティブコンテンツの表示を制限できる
  • 利用時間の上限とスリープモードを設定できる
  • フォロー・フォロワーの一覧とDM相手(内容は読めない)を確認できる
  • 13〜15歳の設定変更に保護者の承認を必要にできる

⚠️ 設定では守れないこと

  • 年齢を偽って別アカウント(裏アカ)を作成し、制限を回避される可能性がある
  • ストーリーズやDMのスクリーンショットを防ぐ手段がない
  • 投稿の具体的な内容やDMのメッセージ内容を保護者は確認できない
  • 子ども側からファミリーセンターの連携を解除できる(通知は届く)
  • フォロワー同士のグループDMでのトラブルは把握しにくい
  • リール(Reels)単体の利用を個別に制限する機能がない
  • おすすめ表示(リール・発見タブ)のアルゴリズムは完全に制御できず、過激・偏ったコンテンツが表示される可能性がある
  • 「いいね」やフォロワー数による心理的プレッシャーは設定では防げない
  • 制限をかけても、子どもが回避方法を覚えたり、友だちから教わる可能性がある
🤝 対話が大切です どんな設定も「完璧な安全」を保証するものではありません。大切なのは、お子さまがトラブルに遭ったとき、保護者に相談できる関係をつくること。制限の目的は「禁止」ではなく、「自分で判断する力を育てること」です。Instagramは写真・動画中心のSNSだからこそ、「見せ方」と「見え方」のギャップについて話し合える家庭環境が、何よりの安全対策です。