BOTH SIDES
使わせる?使わせない? ― 両方の親の本音
どちらが正しいというものではありません。まず、両方の言い分を並べてみます。
「使わせる」という選択
- クラスの連絡網・習い事・部活で、もはや連絡手段になっている
- 「みんな使っている」——入らないと連絡や友達付き合いから外れてしまう不安
- 離れていても親子で気軽に連絡が取れる
- 早めに、保護者の見守りの中で"使い方"を覚えさせたい
実際、小5で約42.6%・小6で約64.3%がスマホを所持し、そのきっかけに「LINEを使うため」がよく挙がります(民間アンケート)。中学進学が大きな分岐点です。
「まだ使わせない/慎重に」という選択
- 既読・グループ外し・ネットいじめなど、文字のやり取り特有のトラブル
- 夜遅くまで手放せなくなる依存・生活リズムの乱れ
- 写真や家の様子を無断で撮って送る/拡散されるリスク
- スタンプ購入などの課金トラブル
こうした不安から「スマホもLINEも中学から」「まずはキッズ携帯だけ」「使うのはリビング限定」とする家庭も多くあります。これも立派な選択です。
HOW TO DECIDE
正解は家庭の数だけ。でも、判断のものさしはある
多くの保護者が行き着くのは「使う/使わない」の二択ではなく、「どう使わせるか」。年齢の数字ではなく、次のポイントで"わが家のタイミング"を測れます。
※ LINEは利用規約上、年齢確認や一部機能に制限があります。実際には小学生でも利用しているケースは多いですが、「みんな使っているから」で始めるのではなく、保護者が設定やルールを確認したうえで使わせることが大切です。
- LINEがないと困る具体的な必要性があるか(クラス連絡網・部活など)
- 家庭でルールを話し合って決め、守れる関係があるか
- 段階的に始められるか(いきなりクラス全体ではなく、まず家族・親戚など限られた相手から。リビング限定など"練習期間"をつくる)
- 困ったとき、すぐ親に見せて相談できる関係か
- 既読・グループ・写真のリスクを、親子で言葉にできているか
「いまは使わせない」「キッズ携帯で様子を見る」「中学から」も、まったく問題のない選択です。周りに合わせて急ぐ必要はありません。大切なのは、家庭で納得して決めることです。
そして使わせる場合も、LINEは「いつでも返事しなければいけない道具」ではありません。夜は返信しない、勉強中は見ないなど、"使わない時間"を家庭で決めておくと、既読や即レスのプレッシャーから子どもを守れます。
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「使わせる」と決めたら
ここから先の"具体的なルール"と"設定手順"は、それぞれ専用ページにまとめています。