それ、コピーして大丈夫? ネットの「ちょさくけん」をまなぼう
それ、コピーして大丈夫? ネットの「ちょさくけん」をまなぼう
ネットにある絵や文章、音楽、写真は、だれかが時間をかけて作った大切なものなんだよ。勝手にコピーしたり使ったりすると、作った人を悲しませてしまうかも。ルールを知っておこう!
📖 「ちょさくけん」ってなに?
「著作権」とは、だれかが作った作品を、作った人が守れるしくみのことだよ。
絵、文章、音楽、写真、動画、マンガ、ゲーム…こうした作品は、「作った人が、どう使うかを決められる」ようになっているんだ。
💡 こう考えてみよう!
きみが何時間もかけて一生懸命描いた絵を、だれかが勝手にコピーして「これ、じぶんが描いたよ!」と言ったら、どう思う? すごくイヤだよね。ネットにある作品も同じ。しかも、絵や音楽を作ることが仕事の人もいるから、勝手に使われるとその人の収入にも関わることがあるんだ。作った人の気持ちを大切にしようね。
🤔 こんなこと、してない?
ふだんの生活で、気づかないうちに著作権のルールをやぶってしまっていることがあるよ。きみは大丈夫かな?
📋
調べ学習でコピペ
ネットで調べたことを、そのままコピーして自分の発表に使う。これは「他の人の文章をじぶんのものとして出す」ことになるんだ。
🎵
好きな曲を動画に使う
じぶんが撮った動画に、好きなアーティストの曲をBGMとしてつけてネットにアップ。これも著作権のルールにひっかかるよ。
🖼️
ネットの画像をアイコンに
ネットで見つけたかわいいイラストや写真を、じぶんのSNSアイコンやプロフィール画像にする。作った人の許可がないとダメなんだ。
📱
マンガのコマをLINEで送る
好きなマンガのコマを写真に撮って、LINEで友達に送る。よくやりがちだけど、これも著作権に関わることなんだよ。
「知らなかった!」という人も多いと思う。大人でもまちがえることがあるくらいだから、いまから知っておくことが大切だよ。
⭕❌ やっていいこと・ダメなこと
わかりやすく整理すると、こうなるよ。
⭕ やっていいこと
✅ じぶんで調べたことをじぶんの言葉でまとめる
✅ 「○○に書いてあったよ」と出典(どこから引用したか)を書く
✅ じぶんで描いた絵や撮った写真を使う
✅ 「フリー素材」として使っていいと書いてあるものを使う
❌ きをつけること
🚫 ネットの文章をそのままコピーして使う
🚫 他の人の絵や写真を勝手に使う
🚫 好きな曲を動画のBGMにしてネットにアップする
🚫 他の人が作ったものを「じぶんが作った」と言う
💡 「学校の中だけ」ならOKなこともあるよ
授業の調べ学習で使うなど、学校の中だけで使う場合は、著作権のルールがゆるくなることもあるよ。でも、それをネットにアップしたり、SNSに投稿したりしたらダメ。「学校の中」と「ネットに公開」は全然ちがうんだ。

🛡️ じょうずに使うための3つのルール
ネットの情報をじょうずに使うために、この3つのルールをおぼえておこう。
1「だれが作ったの?」を考える
ネットにある絵も文章も音楽も、だれかが時間をかけて作ったもの。「誰が作ったんだろう? 勝手に使ったらその人はどう思うかな?」と考えるクセをつけよう。発表やSNSに投稿する前に、「これ、使っていいかな?」と一回立ち止まることが大切だよ。
2そのまま使わず、自分の言葉にする
調べ学習のときは、ネットの文章をそのままコピーするんじゃなくて、読んで理解してから、じぶんの言葉で書き直すことが大切だよ。そのほうが勉強にもなるし、著作権のルールも守れるんだ。
3使いたいときは「出典」を書く・許可をとる
どうしても使いたいときは、「○○のサイトに書いてあったよ」と出典(どこから持ってきたか)を書くのがルール。このとき、全部をコピーするのではなくほんの少しだけ使わせてもらうのが「引用」というやり方だよ。絵や写真は、作った人に「使ってもいいですか?」と聞くのがいちばんていねいだよ。
📘 「フリー素材」って知ってる?
ネットには、「自由に使っていいよ」と作者が言っている素材(イラストや写真)があるよ。これを「フリー素材」と言うんだ。
たとえば「いらすとや」というサイトには、調べ学習の発表やポスターに使えるイラストがたくさんあるよ。
ただし、フリー素材にも「使い方のルール」があるから、そのサイトの「利用規約」(使い方のやくそく)をおうちの人といっしょに読んでから使おうね。
🧪 考えてみよう!
自由研究の発表で、ネットで見つけた写真を使いたいとき、きみならどうする?
→ ルール③を使おう! 「○○のサイトより」と出典を書くか、フリー素材の写真をさがすか、じぶんで撮った写真を使うのがいいね!
⚠️ ルールを守らないとどうなるの?
著作権のルールを守らないと、SNSの投稿が削除されたり、作った人から注意されたりすることがあるよ。わざとじゃなくても起きることだから、「知らなかった」ではすまないこともあるんだ。だからこそ、いまルールを知っておくことが大切だよ。
📌 この記事のまとめ
・ネットにある絵・文章・音楽・写真は、だれかが作った大切な作品だよ
・勝手にコピーして使うのは、作った人を悲しませること
・3つのルール:「だれが作った?」を考える・じぶんの言葉にする・出典を書く
・使えるフリー素材もあるから、じょうずに活用しよう
👨👩👧 保護者の方へ
お子さんの著作権意識を育てるためのポイントをご紹介します。
・調べ学習のコピペに注意
GIGAスクール端末で調べ学習をする機会が増えています。ネットの文章をそのまま貼り付けるのではなく、「読んで理解して、じぶんの言葉で書く」習慣を小さいうちから身につけることが大切です。
・ファンアート(二次創作)について
お子さんが好きなキャラクターの絵を描いてSNSにアップすることがあるかもしれません。個人で楽しむ範囲と公開することの違い、権利者のガイドラインの有無などを一緒に確認してみてください。
・フリー素材の正しい使い方
フリー素材にも利用条件(クレジット表記の要否、商用利用の可否など)があります。お子さんが使う場合は、保護者が利用規約を確認してあげてください。